ReineDeer’s diary

Hermèsは馬具屋さんから、LVMHは旅行鞄屋さんから、ReineDeerはスキー屋さんから。伝統工芸×スキーブランド。

【京友禅スキーウェア物語】1 ~進化するクラウドファンディング~

f:id:reinedeer:20191230235217j:plain ReineDeer(レインディア)は、日本各地の伝統工芸をスポーツアイテムと融合させ、スポーツにアートを、生活にアートを取り入れ、豊かでサスティナブルな未来を描いていこうとしています。
 
伝統工芸にスポーツを融合させようというアイディアは、伝統工芸品の海外市場向けプロデュースを手がけていたとき、生活習慣や文化の違いからなかなか価値を認めてもらえず、

 

「もっと世界の人に伝統工芸品のすばらしさをわかってもらうには、どうしたらよいのだろう?」と悩んでいた時にひらめきました。

 

 

生活習慣や文化の違いのない、ユニバーサルなことって何でしょう?

 

それは、「スポーツ」!!!

 

スポーツは、世界中の人が同じルールで、同じ道具やユニフォームで行います。だからこそオリンピックやワールドカップという全世界の人が同じ場で競うことができるのです。そこには、民族や文化や生活習慣の違いは関係ありません。
 
では、スポーツと伝統工芸をかけあわせたらよいのでは!
となりました。
 


さて、どんなスポーツと?
 
サッカーやラグビーは、どちらかというと男性がメインです。
道具も一人一人にボールがあるわけではなく、あまりコラボさせるアイテムがなさそうです。
 
使う道具が多くて、私もよく知っているスポーツ。。

そして、欧米人の生活の中に取り込まれているスポーツ。。。
 


!!!スキー!!!!

 

 
スキーならば、ヘルメット、グローブ、ストック、ゴーグル、スキー板、スキーウェア、インナー、とアイテム豊富!しかも、フランスでは2月の子供の休みはスキーバカンスと言われるほど生活に溶け込んでいます。何よりも、シャネルやルイヴィトンといった一流ブランドも夏には水着を作り、冬にはスキーウェアを作っています。

 


そこで、「スキー」と「伝統工芸」を組み合わせることにしました。

 

 
まずは、東北大震災後から支援していた岩手県の漆の伝統工芸士さんたち。彼らは、漆の伝統工芸士ではありますが、スキー指導員でもありました。小学校からスキーの授業がありますから、スキーはとても身近な存在です。

そして、市や県の事業として漆の事業が行われていますが、スキー大会も市や県が開催しています。なので、スキー大会の日は、漆の研究所はお休みして、スキー大会のお手伝い。というぐらい、スキーと漆が結びついていました。
 
では、まずはスキー板から!
 
幸いにも、今はニセコに移転した札幌のスキー製作所が協力してくれることになりました。こちらもある意味匠の技で、一つ一つハンドメイドでスキー板を仕上げています。

そのため、漆や金箔の板といった、前代未聞の板を試作するには最適任でした。
 
そして、何度も何度も試行錯誤しながらできあがった試作品!

 
蒔絵や金箔の風神雷神のスキー板で滑っているときの高揚感は、なんともいえません。
風神雷神という神様が守ってくれている安心感。風神さまが、なんだか速く滑らせてくれるような気もします。
蒔絵という大変高価なものを「実際に使っている」という贅沢な気分。
伝統工芸品をただ「飾る」だけではなく、「実際に使って」ほしいという願いを込めたこの試みは大成功でした。
 


同時に、スキーウェアも伝統工芸と融合させたい、と企画していたものの・・・

高校生の頃からスキーウェアを作りたかったものの・・・

パリでオートクチュールブランドを10年やっていたものの・・・

ハードルが高すぎました・・・ 

 

 

京友禅クラウドファンディングhttps://reinedeer.com/product/crowdfunding/